No.26

ACTIVITY

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注目! スタンドアップパドルボード

スタンドアップパドルボードってなに?

ここ数年、注目されているのがスタンドアップパドルボード、通称・SUP(サップ)です。SUPとは、サーフボードに似た専用のボードの上に立ち、パドルで漕いで水上を進んでいくアクティビティ。所説ありますが、マリンスポーツのメッカ・ハワイが発祥だと言われ、専用の道具が誕生してから15年ほどしか経っていない、まだ新しいウォータースポーツです。カヌーやカヤックと違って“立って漕ぐ”という新鮮さと、海、川、湖、プールなど、水辺ならどこでもできる気軽さで、世界中で人気を集めるようになりました。日本でも、サーフィンやヨットなど、海に親しんでいた人はもちろん、いままでウォータースポーツとは縁のなかった若い女性たちからも注目を浴びています。

子供からお年寄りまで、家族一緒に楽しめる!

撮影:日本スタンドアップパドルボード協会

SUPのボードは、一般的なサーフボードよりも浮力があり、サイズも大きいのが特徴です。海や川は当日のコンディションにもよりますが、湖のように波やうねりのない場所なら、初心者でも簡単に立つことができます。また、漕ぐ力もさほど必要ないので、小学生からお年寄りまで、誰でも楽しめるのが魅力。家族みんなでトライするには、絶好のアクティビティなのです。

さらに、SUPの遊び方は無限大!初心者には、ゆっくり進みながらまわりの景色を眺める水上さんぽやツーリングがおすすめですが、上級者になると、サーフィン感覚で波乗りを楽しむ人も。最近では、子供や愛犬とタンデムしたり、ボードの上で釣りやヨガをするのも人気です。また、10km以上の距離を漕いでタイムを競うSUPレース、波乗りの技を競うSUPサーフィンなど、スポーツ競技としても盛んで、競技人口は年々増加傾向にあるのだとか。“なんでもアリ!”のSUPは、今後も新しい遊び方がどんどん出てくること間違いなし。そんな自由さも、流行している理由のひとつでしょう。

SUPの達人:教えてくれたのは原 良一さん。

撮影:日本スタンドアップパドルボード協会
PROFILE
原 良一

はらよしかず。日本でのSUPの健全な普及・振興を目的として活動する『一般社団法人 日本スタンドアップパドルボード協会』理事長。『ヨコスカパドルクラブ』を主宰し、『日本ウインドサーフィン協会』ルール委員長などを兼任する。2016年5月、神奈川県・横須賀市にて、SUPやサーフィンなどのウォーターアクティビティが楽しめる、水遊びクリエイトカンパニー『H2スポーツクリエイション』を立ち上げる。

日本スタンドアップパドルボード協会:
http://supa-japan.org/
ヨコスカパドルクラブ:
http://www.yokosukapc.com/

おあそびマスターズ

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