タープを使いこなす!
タープを使って快適アウトドア生活

キャンプ場でひときわ目を引くのが美しい形をした
タープ。何よりもまず、テントだけでは味わえない
野外での解放感がタープの特徴。言ってみればテン
トが寝室でタープがリビングやキッチンである。つ
まりタープがあればアウトドアの面白さが何倍も味
わえるというワケだ。ここではタープの使い方と購
入時の注意点を紹介しよう。


タープを張る

タープはフィールドに日陰をもたらし、横なぐりの雨でない限り快適な居住空間を作りだしてくれる。ただし、風の強い日にはタープの設営はあきらめた方が賢明である。しっかりタープを張るためには、設営する場所の地面がどんな状態が知ることが重要である。

1.メインポールにタープのグロメット、
張り綱の順にとおして風上側から立てる。

2.風下のメインポールをピンと張って
立てる。

3.ウィングを張り、全体の張り綱を締
め直す。

★ペグの効きが悪いときは買い物袋に石
や砂を詰めてアンカーを追加する。



●地面のコンディションでペグを変えよう。●

よほどの風がない限りタープの設営は出来るが、設営した後に突風に見舞われる可能性も十分に考えられる。そんな時しっかり張っていないと楽しいはずのキャンプも一瞬にして悪夢と化す。そのためには大地にしっかりとタープを固定するペグの存在は大きい。たかだか30cm程度の棒だがこの形状や長さ、素材が重要なポイントになる。

ペグの素材は鍛造スチールなどの高強度のものがいい。打ち込んでいるうちに曲がってしまっては意味がない。

■スチールペグ
湖畔や河原のキャンプ場のように砂利の地面には深く突き刺さる長めの細いペグがいい。

■V字型ペグ
多少柔らかい土の地面では抵抗の大きいV字型ペグを使う。


●タープ役立ちアイテム●
■ランタンハンガー

ランタンの自重でポールに固定できるスグレモノ。自分の好きな高さに取り付けられるし、何より安全なのがウレシイ。引っかける部分は塩化ビニールでコーティングされているのでポールを傷つける心配もナイ。


■自在

タープのロープのテンションを簡単に張れるスグレモノ。単純な作りだがこれがあれば自在結びも必要ない。

■ハンマー

付属のハンマーのほとんどが軽量の打ち込み力に欠け、ヘッドも滑る。このハンマーの特徴は交換可能な滑りにくい銅製のヘッドとペグを抜くための穴がある。




購入時のポイント

●生地と縫製はしっかりしたものを●

タープの生地に使われる素材は、ポリエステルが主流。耐水圧などの表記もあるが、それよりも縫い目部分のシーリング加工が問題。いくら耐水圧性が高くてもシーリングがしっかりされていないと雨漏りが避けられない。さらに布の重ね合わせ部分が瓦のような重ねで、雨が下に流れる構造になっているか、またテンションのかかる部分の縫製がしっかりしているかなど、メーカーや商品によって大きく異なるので、ショップの従業員に信頼できるメーカーのものを聞いてから選ぼう。

●購入時にはグロメットにも注意!●

タープとポールが接触するグロメット部分は、最もテンションのかかる部分。グロメット自体の強度も大事だが縫製の仕方や取り付け方、グロメットの数にも注意を払おう。グロメットはタープに直接はめ込んだものと、テープに付け縫い込んだものがある。強度はそれぞれの生地や縫製の仕方による。




タープの種類

■レクタ・タイプ

いわゆる四角い布を6本のポールで支えるタイプ。広い空間が取れる反面、風の抵抗に弱い。強風の場合は風の吹いてくる方向のポールを外し低くして使用することもできる。

■ヘキサ・タイプ

レクタに比べると実用面積がやや狭くなる。しかし、見た目には美しいばかりではなく、強風にも耐えられる構造になっている。

■ウィング・タイプ

ヘキサに比べさらに実用面積が狭くなる。ポール2本とロープによるテンションが2カ所とシンプルな構造のため、初心者でもラクに設営できる。ヘキサと同様、風には強い。

■メッシュタイプ

主笹れを考慮して開発されたタープ。しかし、タープというよりテントのメッシュ版といった感じ。きれい好きな日本人には受ける商品。食事の時に虫が入らなくていいと思うのは女性だけではないらしい。