奥鬼怒四湯トレッキング
奥鬼怒を歩く

のんびりゆっくり焦らずに、目的地まで自然を満喫
しながら歩くのがトレッキングの楽しみ方。しかも
その目的地が、山深い温泉となれば期待も高まり、
少々の険しい道もなんのその。今回は東北自動車道
宇都宮I.Cから奥鬼怒温泉郷にある手白沢温泉を目
指してトレッキングをしてみた。



奥鬼怒四湯トレッキング

 奥鬼怒四湯は鬼怒川の源流地帯。ブナなどの原生林に囲まれた山深いところに点在する温泉郷。スタート地点の女夫渕温泉から、目的地の手白沢温泉までは徒歩約2時間30分。途中休憩や昼食を入れると4時間は見ていたほうがよい。自然を満喫しながらゆっくり歩こう。

女夫渕温泉無料駐車場に車を止め、ここから歩き始める。いよいよトレッキングの開始。

手白沢までのスーパー林道と山の中を歩く2つのルートがある。
スーパー林道は整備された車道で楽だが、面白みにかける。
そのためあえて多少辛いが植物や昆虫の観察できる山道を選んだ。

隆起してできた岩肌倒れかかるように迫り出し、迫力満点。

●オトシブミの巣。中を開けてみると黄色い小さな卵が一つあった。
●アゲハチョウの幼虫。気温が低いためか夏型の幼虫がいっぱいいた。
●白黒の美しい模様のアサキマダラ。おそらく雄と思われる。

深い森の間を流れる小さな沢。こうした風景は山トレッキングならではの光景。
日々の雑事を忘れ、心が浄化される一瞬。ここでしばし休憩をとる。

河原で昼食をとる。持ってきた水が足りなくなり川の水を沸かして使用。

奥鬼怒四湯の最初は八丁の湯。古い旅館のほかにログハウスの宿泊施設もある。

●八丁の湯から10分ほどで加仁湯に到着。この日はなぜかお相撲さんたちが大勢いた。
そして、旅館の軒下には無数のイワツバメの巣があった。
●加仁湯からさらに30分ほど歩くと昔の湯治場と言った趣のある日光沢温泉にたどり着く。

●いよいよラストスパート。手白沢温泉まで後1.7kmという表示が現れる。
しかしここからの道がかなり厳しい。
●やっとの思いでたどり着いた手白沢温泉。今年改装した旅館が夕闇の中に見えた。
●手白沢温泉の露天風呂。山を見ながら浸かる温泉は最高。24時間入れる。



奥鬼怒四湯温泉紹介

◆八丁の湯◆
滝を見ながらの露天風呂や湯壷がある、四湯最古の温泉。単純泉での効能はリュウマチや疲労回復、外傷など。女夫渕からは徒歩で約1時間30分。
TEL:(0288)96−0155
宿泊料:9,000〜11,000円

◆加仁湯◆
八丁の湯から徒歩約10分。しっかりとした構えの山間の温泉。軒下にはイワツバメの巣があり、多くのイワツバメが子育てをしていた。含重曹硫化水素泉で糖尿病、高血圧、疲労回復などに効く。
TEL:(0288)96−0153
宿泊料:8,500〜15,000円

◆日光沢温泉◆
木造二階建ての雰囲気のある温泉。背後の山々と同化した趣は見ただけでホッとしてしまう。加仁湯から徒歩約15分。硫黄泉で婦人病やリュウマチに効く。
TEL:(0288)96−01316
宿泊料:8,100円

◆手白沢温泉◆
沢にかかる小さな橋を渡ると木々の間から旅館が見え隠れする。改築しおしゃれになったが人情味あふれるところは変わらない。硫化水素泉で神経痛や金属中毒に効果がある。
TEL:(0288)96−0156
宿泊料:平日4名お一人様10,000円くらいから。要予約。

女夫渕温泉までの交通アクセス
車 :東北自動車道宇都宮ICより国道119・121号経由で約2時間30分。
電車:合津鬼怒川温泉川治温泉駅下車、栗山村営バスにて約1時間55分、終点下車。