フライフィッシング入門
まったくの初心者に必要なギア編

映画「リバーランド・スルーイット」の影響で最近
では、女性のフライファンも増えている。しかし、
フライフィッシングといえば、もともとは英国貴族
の優雅な遊び。現在でもイギリス本国では、誰でも
できるというわけではないらしい。そんな、古く由
緒正しい伝統をもつフライに挑戦してみよう。


まず、これだけは揃えたい道具たち

何か新しい趣味を始めようとすると、道具選びに頭を悩ますのは常である。もし、長く続けようと思っているのなら、時間をかけて選び、ちょっと無理をしてでも、いいものを手に入れた方があとあと徳である。間に合わせで購入すると結局、道具を大事に扱わないし無駄である。ここでは、技術的なことには触れず、道具のことだけを紹介しよう。

リール

使用のライン番定が収まるものであればよいが、ラインの番定に近いものをもっているのがよい。

ライン

水面に浮くものと沈むものの2種類がある。浮くものをフローティングライン、沈むものをシンキングラインという。

リーダ

ラインの先に付ける糸状のもの。対象魚やフライの大きさ釣り場の状況により長さを変える。

ティペット

リーダの先につける針糸。番定はリーダと同じか1ランク下の番定を使う。

フライ

フライは大きく分けると、ドライ、ウェット、ニンフ、ストリーマーの4種類があり、それぞれ魚の食性に合わせて使い分ける。

フロータント

ドライフライに使用するもので、フライの浮力がなくなったときに使う。

フライボックス

フライを収納するものDIYなどで売っているネジ入れでもよい。

ランディングネット

捕獲編。最近は魚を傷つけないように、細かい目のものもある。

アーミーナイフフィッシャーマン

ティペット切りや、針外しが付いていたりとあると便利。

ベスト

ポケットがいっぱいついているので、タックルボックスの代わりになる。

ロッド

番定という太さを表す単位がある。#1といったように表し、番号が若いと細くて軽い。初心者は#5か#6の使用をおすすめする。基本的にはラインの番定と合わせる。

ウェダー&ブーツ

ウェダーはブーツ一体型とウエストハイとチェストハイがある。底はフェルトのものが滑らなくてよい。

偏光サングラス

目の保護と水中も見やすい



湖で使用するタックル●

湖では、遠くに飛ばす必要性や風の影響、対象魚のサイズなどを考え、以下のタックルをおすすめします。
ロッドは、通常#6〜8ぐらいがおすすめ。長さは、8フィート前後のもの。
ラインは、湖の場合深さがあるので、魚がエサを捕食している層までフライを沈める必要があるので、フローティングラインとシンキングラインを使い分ける。太さは一般的にロッドと同じ#6〜8がおすすめ。リーダは、魚とフライの大きさに合わせる大体4X〜2Xぐらいを使用。
ティペットはリーダに合わせる。フライは、ドライと沈むタイプの両方を使う。ドライの場合遠くに投げることを考えて、見えやすいタイプのものを使う。
#12〜18ぐらいのパラシュートタイプやスタンダードタイプがおすすめ。沈むフライは、#10〜12くらいのウーリーバッカーのオリーブか黒がおすすめ。
リールは、大物のかかる可能性があるので、ラインの下にバッキングラインを最低50ヤード以上巻けるものを使用。

渓流で使用するタックル●

渓流の場合、湖に比べ遠くに飛ばす必要があまりないので、以下のタックルをおすすめします。
ロッドは#4〜6で7フィート程度のものが適当。
ラインは湖と違いほとんどの場合フローティングラインを使用し、太さはロッドの定番に合わせる。
リーダ、ティペットは5X〜7Xぐらいのもの。
フライは、ドライの場合#12〜18ぐらいの沈みにくいエルクヘアーカディスやパラシュートタイプがおすすめ。ニンフ、ウェットを使う場合、初心者はアタリが取りづらいので、川の状況に応じてティペットの部分にマーカ(小さな浮き)をつけるとアタリが取りやすい。リールは、ラインが収納できるもの。