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海を楽しむには、さまざまな方法がある。しかし、
ただ単に、浜辺にマグロのように寝ころんで、日焼
けをするだけでは能がない。やはり、海の魅力は何
といっても水中にある。そこで、スクーバダイビン
グのように、重い機材や資格もいらず、簡単に水中
を楽しめる、素潜りのテクニックをマスターしよう。
素潜りの準備と技術
海外や南の島に行かなくても、身近な海でマスクをつけ、水中をのぞいてみると以外にキレイだったり、すぐ下にきれいな魚が泳いでいたりする。そんな海の魅力を味わえる素潜りに必要なギアとテクニックを紹介しよう。
●素潜りに必要なグッズの選び方●
素潜りに最低必要なものは、フィン、マスク、スノーケルの3点セット。このほかに安全性を考え、ブーツとグローブも用意したい。
マスク&スノーケル
ストラップをかけず、顔にあて鼻から息を吸い、顔を振っても落ちなければ、潜っていてもマスク内に、水が入る可能性は少ない。度付きは2眼タイプに限られる。
スノーケルはマスクの左側に装着する。そのとき、マウスピースがピッタリ口に入るものを選ぶ。
グローブまたは軍手
海の中には、トゲを持ったものや岩などで、簡単に手や指を切ってしまう。ダイビング用のグローブまたは、軍手を用意する。
メッシュバッグ
濡れたものを入れておくのに便利。メッシュなので、ある程度、水分は排水される。
フィン
フィンは、自分の脚力にあったものを選ぶ。ブレードが硬いと足がつったり、疲労度が大きい。ブーツを履いて、フィット感のあるものがよい。
ブーツ
岩場を歩いたりすることを考えたら、底の厚いものの方がよい。ジッパー付きタイプとそうでないものがある。
●ヘッドファーストという潜り方●

息を整えて、大きく吸い込む

上半身を腰から垂直に曲げる
腰を伸ばし、足を素早く水面上で跳ね上げる。手を大きくひとかきする。
ヘッドファーストで潜った場合、耳抜きがうまくいかないときがある。そのときは、フィートファーストという足から潜る方法だと、耳抜きがしやすい。水面でフィンを大きくかき、海面を両手で叩くようにしてジャンプし、その反動で潜行する。耳抜きは頻繁に行い、フィンは常に体と垂直にする。両手を下から上にかき、さらに潜行していく。また、耳抜きで片方の耳が抜けない場合、抜けない耳を海面に向け耳抜きを行うとよい
素潜りでは、陸上とは違った環境に身を置くので、身体的変化や生物による危険性など、潜る前に知っておくことがある。
◆耳抜き◆
耳抜きは、外耳と中耳の気圧を均衡化(圧平衡)する方法。まず、鼻をつまみ口を閉じ、鼻から息を吐くようにする。そうすることで、のどと耳官を結ぶ耳官咽頭口が開き圧均衡できる。この方法は、水圧がかかる前に頻繁に行う。水圧がかかってからでは、耳官咽喉口が閉まり、うまく耳抜きができなくなる。そうなったら浮上してもう一度やる。耳抜きがうまくできないまま潜ると鼓膜が破れる。
◆水中の危険な生物◆
※下記に掲げたもの以外にも危険な生物はいるので、図鑑で確認しておこう。
シロガヤ
シダ植物のような型をした白い生き物。刺されるとミミズバレになる。
ガンガゼ
ウニの仲間で細く長いトゲがあり、刺さるとすぐに折れる。
ゴンズイ
集団でかたまっている12cm程度の魚。背ビレと胸ビレにトゲがある。
◆足がつったら◆
長い時間潜っていると、体が冷え足がつったりする。そうならないためにも十分ストレッチをしておく必要がある。もしつったときには、フィンの先を持って体側に引き寄せる。それでも治らない場合には、無理をせず陸に上がる。