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夜行性昆虫を観察するには、まず、その昆虫たちが出没しやすい気象条件であることが大切である。気温や湿度、月の光などは、道影響するのか調べてみよう。
●夜間観察の舞台を作る●
夜行性昆虫といえば、すぐにガを思い浮かべるが、クワガタやカブトムシも基本的には、夜行性昆虫である。こういった昆虫が集まる舞台を作ってみよう。まず、場所は小高い開けた山の中腹、その下には木の種類の多い雑木材があることが望ましい。そんな場所を見つけたら、白いシーツを広げ四隅を木にくくり、後ろに携帯用蛍光灯を吊す。気象条件としては、月のない湿度の高い蒸し暑い夜がいい。
●夜間観察に登場する昆虫たち●
夜行性昆虫は、光に集まるという習性がある。しかも、光の色は赤色より青白い光に集まる。これは、月の光に似ているからかもしれない。こうして、集まった昆虫は種類によって行動が異なる。クルクル同じところをまわっているものや、じっとしているものもいる。そんな彼らの行動を観察してみよう。
●夜行性昆虫の集まる場所を探す●
多くの昆虫は、木の樹液をエサにしているものが多いので、樹液の出ている木が見つかれば、そこには昆虫が集まる可能性が高い。樹液には糖分が含まれているので、昼間、砂糖水や密を溶いた液を木に塗っておくと夜、その木に数種類の昆虫が集まっているかもしれない。そして昆虫が集まっていれば、それを狙うカエルやほかの生物も観察できるかもしれない。
夏の夜空は冬に比べると、大気の関係でかすんだように見える。しかし、都会から離れ山や高原にくると夏を代表する星座、サソリ座や夏の大三角形が、満天の夜空に広がる。条件がよければ、天の川も見られるかもしれない。そんな星たちをウォッチングしてみよう。
●夏の大三角形を探す●
夏の大三角形は、天の川にかかる3つの星座からなっている。七夕でおなじみのひこ星のアルタイル、おりひめ星のベガ、はくちょう座のデネブ、これを結ぶ線が夏の大三角形になる。
●夏を象徴する星座たち●
夏の夜空を象徴する星座といえば、何といってもサソリ座。南の空の低い位置に大きなSの字を描いたような星の連なりがある。そのサソリ座の心臓に当たる部分には、赤く輝くアンタレスが目立つ。しっぽの毒針まで、はっきりわかる星座だ。
●双眼鏡をうまく使うには●
双眼鏡(ビノキュラー)は、野外観察には欠かせないアイテムの1つ。昼はバードウォッチングに、夜はスターウォッチングにと大活躍する。倍率は7倍から10倍のものがあれば十分。月などはクレーターまで見える。地面に寝っころがり星空を見ると、首も疲れずゆっくり観察できる。
●夜行性昆虫のトラップテクニック●
ヤゴやタガメ、ゲンゴロウ、ミズカマキリなどの水生甲虫を採取し観察するには、夜間、光に集まるという習性を利用する。夜、池や小川などに懐中電灯(防水性のもの)を流されないように水中におき、集まってきたところを捕らえる。また夜間をとわず、空き缶に肉や砂糖と酒(ビールや焼酎など)を混ぜたものを入れ、地面に穴を掘り埋め放置しておく。シデムシやオサムシ、ゴミムシなど、いろんな甲虫がワナにかかっているはず。
●天文写真のテクニック●
天体撮影は、長時間露光の必要がある。そのため三脚は、振動を伝えないしっかりしたものを使おう。撮影法には、星の軌道を線で表す撮り方と、静止した映像を撮る方法がある。後者は天体望遠鏡の赤道儀がないと撮影できない。初心者は前者の撮影法がよい。カメラにフレーズをつけ三脚に取り付ける。北極星を中心にピントを合わせ、1分〜10分の間で数カット撮影する。絞りは開放より1絞り絞る。惑星や月を撮影する場合(望遠鏡が必要)は、プラネタリウムなどにそれぞれの星に明るさのデータがあるので、それをもとに露光時間を決める。