春キャンプの楽しみ方
一足先の春キャンプをいいとこ取り

キヤンプといえば夏、と思っている人も多いはず。
しかし、夏はどこのキヤンプ場も人ばかり。自然を楽しみに来ているのに、聞きたくもないカラオケが聞こえてきたり、隣のテントのドンチヤン騒ぎで眠れなかったり、「も〜うヤメテッ」と言いたくなってしまう。
そんな人には春キヤンプがおすすめ。防寒対策さえ怠らなければ快適なキャンプが満喫できる。


春キャンプの楽しみ方

春キャンプは、夏キャンプにくらべると、空気もきれいで夜は星空が美しく輝いている。森は枯れ木が多く見通しもよいのでバードウォッチンクには最適である。山には春の訪れを知らせる、フキノトウなどの芽ぶきも始まっている。そして、何より快適なのは夏にくらべて人が少ないこと。広いフィールドを独り占めできるのは、この季節ならではの最高の贅沢といえる。



フキノトウを見つけ天ぷらを作ってみよう。

フキノトウの採取
日当たりのよい、湿り気のあるところを丁寧に探すとフキノトウは以外に簡単に見つかる。時期的には、3月から5月頃。残雪のなかでも雪を掘るとヒョッコリ顔をのぞかせる。花をよく見ると小さな花が集まって出来ているが、花が咲いているものは、かたくて美味しくない。花が咲いていないものを探し出し根元を折る。探す時は、低い場所から高所に向かって行った方が楽な姿勢で採取でき、体力の消費が少なくてすむ。
フキノトウのほかにも天ぷらにして美味しいのが、セリ、タラノメ、ヤマウド、コゴミなど。いずれも天ぷらにすることで、アク抜きをせずに美味しく食べられる。


天ぷらの作り方
コッヘルに小麦粉を溶き、採取したフキノトウを入れる。

油は180度ぐらいでカラッと揚げる。

木の葉などをお皿がわりに使うと雰囲気がでる。



《スターウォッチング》
天体観察には、天体望遠鏡が必要と思いがちだがビノキュラー(双眼鏡)で充分楽しめる。ビノキュラーは、暗い夜空を見るので、なるだけ多くの光りを取り入れられる、対物レンズの口径が大きなものがよい。口径は40〜50mm、倍率は7〜12倍程度のものがよい。あまり倍率が大きくなると、手ブレしてしまい対象物が安定しない。春の星座には、乙女座、獅子座、天秤座などがある。なかでも目立つのは北斗七星の柄のカーブを南に延長し、うしかいのアルクトゥールスを通り、乙女座のスピカまでの曲線を「春の大曲線」という。また、天頂には赤く輝く火星が見える。



《バードウォッチング》
バードウォッチングには、ビノキュラーは欠かせない道具の一つ。片手に図鑑を持ちながら、観察することを考えると、小型で軽量のものがいい。倍率は、8〜10倍で水面にいる鳥を見る場合は、偏光レンズの付いているもの、いわゆるレッドアイと呼はれるものがよい。そして、鳥の声を頼りに林を散策する。春先は、森も枯れ木が多いので鳥の姿も観察しやすい。バードウォッチのコツは、一度に多くの鳥を覚えるのでなく、一種類の鳥の名前、姿、鳴き声を確実に覚えて行くこと。これが最初の一歩になる。



《小さな火を囲む》
キャンプ場の春はまだまだ寒い。特に日が落ちると冷え込みは厳しくなる。そんな時欲しいのは火である。とはいっても小学校のキャンプファイヤーのをような火ではなく、4〜5人で取り囲めるような小さな火をいつまでも絶やさず燃していく。家族で燃える火を見ながら会話をすると、普段とは違うコミュニケーションか出来るかも。



■これだけは気をつけたい春キヤンプ注意事項■

★寒さ対策
 都会では春だが、キャンプ場によっては、朝夕が冷え込み気候的には、まだ冬という所が少なくない。ちょっとの油断や知識不足から、せっかくのキャンプも地獄になってしまうので要注意!!
 事前に行くキャンプ場に連絡し、気温(特に夜の気温)や残雪、周辺の状況を確認しておくことが大事。そして、寒さに関しては、下記のようなことに気をつけよう。