手作りリースをつくろう
天然素材と身近なもので楽しむリース

リースはもともと花と葉を使って、聖なる場所や幸福の象徴として家の中に飾ったことが始まりとされている。
歴史の浅い日本では、すぐにクリスマスリースを思い浮かべてしまうが、それ以外にも誕生日や結婚記念など、幸せを表現したいときに、身近な材料を使って簡単にできるリース作りを紹介しよう。


つるの採取と保存

採取時期と切り取り方

つるの採取は、つる植物の成長が安定し、存在も目立つ夏から秋にかけて行います。春は、植物内部の動きが活発になる成長期なので、この時期に採取しても、つるの質が弱かったり、虫に食われやすかったりします。冬は、つるが固くなり、コブができ木肌が荒れるためこの両時期は、採取には向かない季節といえるでしょう。そして、つるの採取に最も大切なことは、つるを生かしたまま採取するということです。根こそぎ取ってしまっては翌年の採取ができないばかりか植物の保護にもなりません。茎の途中から切るときも、芽は残すように切ることが大事です。

つるの保存

リースなど簡単なものを作るときは、採取したその場で巻いて置くのがいいでしょう。まだつるも柔らかいので太いものでなければ簡単に加工できます。保存する場合にはザックリと巻いて1週間ほど陰干しし、使うときに1〜3日湯または水に浸してから使います。


天然素材を利用する

マツボックリ
タバンシーズ
アラマポット
ベイリーフ
トウガラシ
シナモンスティック
ムギワラ
ドライフラワー




身近なものを利用する

マカロニ
アクセサリー
ビンのふた
コイン
キャンディ
ミニチュアトーイ
ワインのコルク
ボタン
お菓子のおまけ




作り方

採取したつるに根ヒゲなどが付いている場合には、ハサミで切り落とします。保存しておいたつるは、湯または水で柔らかくしてから使いますが、つるの太さや質によって日数が異なります。クズやツヅラフジなどの細いものは1日、フジは2日、ヤナギなどの堅いものは、3日〜1週間とかなり長期になります。

1 まず1本のつるを3重程度回し、輪を作る。残ったつるをらせん状に2周ぐらい巻く。

2 あまったつるは、斜めに切るか、つるの編み込みの中に入れて見えないようにする。

3 リースのベースは、ボリュームのあるほうを下にした方が安定感があってよい。

4 マツボックリは一番茎に近いカサの根元にワイヤーを通し、ベースに固定する。

5 材料を並べ、メインになるものを決める。決定したらポイントになる材料からベースにボンドで付ける。

6 材料を付け終わったら、1日乾燥させ最後にリボンやベルを付け雰囲気を出し出来上がり。

One Point Advice
制作途中で遠くに置いて配置や向き、色のバランスを整える。


まぁ〜るいだけがリースじゃない

円形だけがリースと思っていたら大間違い。ハート型や三角、薪を束ねたようなものとリースの形状は数多くある。そこで、ちょっとしたアイデアで簡単にできるセンシティブなリースを紹介しよう。


トナカイのツノ型リースの作り方
  1. 枝の先端を外側に向け、クロスさせるようにして中央をワイヤーで固定する。枝が長い場合は、2カ所をワイヤーでとめボンドを流し込む。

  2. 茎のある素材は茎にワイヤーを通しボンドで固定する。花などを中央に配する場合は、ボリュームを出すためにドライフラワー用の乾燥スポンジをUピンのようにしたワイヤーで刺し、枝と固定しボンドで固め1日置いて乾燥させる。

  3. メインになる素材をセンターに配置し、バランスや色彩を考えながら好みのデコレーションを施し出来上がり。



リースの材料を採取する裏技!
リースの材料になる身近な木の実とつる植物