歩くスキー(クロスカントリー)&コースガイド
ジョギング感覚で“歩くスキー”を楽しむ

「歩くスキー」はアルペンスキーのようにスリルやスピードを体感するのではなく、自分の体力に合わせ、楽しむ運動です。
ジョギングのようにトリム運動の要素が中心で、血行を良くしストレス解消にもなります。
夏場は入れない森林の中を歩くことで、新たな自然に親しむことができる冒険的なスポーツです。


歩くスキーの用具の選び方

アルペンスキーは滑ることが主目的になっているが、「歩くスキー」は歩く、走る、登る、滑るといった多くの要素があるため、用具も一般的なアルペンスキーとは全く異なってきます。


スキー●
  1. スキー板の長さ
    身長より20〜30cm長いものを選ぶのが一般的。目安は、スキー板を立て、トップに指先が触れること。

  2. スキー板の幅
    クロスカントリーに使用されるものより、幅は広く、長さは短めのものを使用する。

  3. ベント(スキー中央部の反りの部分)
    「歩くスキー」では最も重要なチェックポイント。キックゾーンと呼ばれるスキー中央部の反りをアーチベントといい、この反りは、体重によって雪面に対する沈みが異なってきます。沈み過ぎると滑走や登行などに支障を及ぼすので、店の人に相談しましょう。

  4. スキー板の滑走面
    滑走面には、ワックスタイプとノンワックスタイプの2タイプがあります。ワックスタイプは、天候、雪質、地形、コースの長さなどによって、ワックスを使い分ける必要があります。ノンワックスは、登行はスムーズに下りは滑らかに滑走できるよう、下記にあるキックゾーンにステップ加工が施されています。公園などで楽しむ場合は、ノンワックスがよいでしょう。そのほか、自分のレベルや目的、スキー板のタイプと特性を知ることもポイントです。



ストック● 

「歩くスキー」の場合、ストックはターンのきっかけをつかむよりも、前進させ、歩行のバランスを保つ役割の方が重要です。長さは、ストックを逆さまにして、リングが脇の下にくるものが適当でしょう。


バインディング●

バインディングはアルペンと違い、軽量で踵がよく上がるものを使用します。サイズには規格があり、中には左右が決められたものもあるので、店の人に聞いて購入しましょう。


スキー靴●

歩くことを目的とした「歩くスキー」の足まわりの道具は、軽量かつ耐久性に富み、可動性があり、通気性、防水性、靴底の復元力があるなど、アルペンスキーのブーツとは大きく異なります。


ウエア●

トリム運動の要素の多い「歩くスキー」では、呼吸回数が増え汗をかくことが多くなります。そのためウエアは、透湿性と保温性を兼ね備えた伸縮性のある素材を使用したものを選びましょう。
グローブは、ストックを握りやすい柔らかめのものがよいでしょう。有害な紫外線から守るため、サングラス、日焼け止めも忘れずに。


コースガイド&アクセス

野幌森林公園歩くスキー


常設コースの発着地点は百年記念塔横から、森林コース内をゆく3キロ。冬の公園内には、キタキツネ、ウサギ、エゾリスなどの足跡など、スキーをしながら自然観察も楽しめる。

●所在地:厚別区厚別町小野幌
●交通:JR札幌駅・森林公園駅、地下鉄さっぽろ駅からJR駅「開拓の村行」野幌森林公園下車
●問い合わせ:野幌森林公園事務局 TEL 011-898-0456


国営滝野すずらん丘陵公園コース


せせらぎコースは全長5キロ。渓流ゾーンを巡るコースで、スタート地点からはアシリベツの滝へ向かう。滝でUターンする。2月頃は、凍った滝が見もの。

●所在地:南区滝野57
●交通:真駒内駅市バス「滝のすずらん公園」行き札幌ターミナルから中央バス「滝のすずらん公園」行き
●問い合わせ:滝野管理センター TEL 001-594-2222